ポケモン大好きしがけんです.
ポケットモンスターブラック2・ホワイト2の発売から6/23で丁度10年が経つので,五世代で登場したポイヒグライオンを手帳に書いてみました.
完成品↓
使った道具はこちら↓
記事化を想定していなかったので取り忘れましたが,使用したのは500円の黒の合成皮革の手帳です.どの書店でも年度の変わり目に手帳コーナーが現れますが,私は毎年このチープな薄い手帳を買ってカスタムしています.
大まかな手順としては,
染めQを手帳に3~4回吹き付けてムラなく白にする
下書きを適当な紙に書いてから裏一面を濃い鉛筆で塗り,手帳に重ねて固定してから線をなぞって下書きを移す(カーボン紙などがなくても案外うまくいくものです)
ポスカで色を塗る(いちばん楽しい)
2で移した下書きの線をマッキーの細字でなぞる
クリエイティブカラースプレーで表面をコートする.
と言った感じです.
3の工程では,ポスカの個体差に気をつけなければなりません.というのも,ポスカのインクは保存状態によって水っぽいもの,乾きめなものが出てくるからです.
今回私が使用した白が2種類あるのはこのためで,片方の通常インクは広範囲のベタの修正に,もう片方の水っぽいインクは細かい歯の部分に使用しました.
水っぽいインクでは細かいところを塗れないだろうというのは尤もな疑問で,これを解消するのが竹串です.適当な紙にインクを落として竹串にインクをつけ,これをペンのようにして塗る…といった寸法で塗っていけばペンの太さにも影響されません.
他にも,5の工程で皮膜を厚くしてしまおうと何度も吹きかけていると,途中でムラや割れが出てきてしまう(単なる注意不足かもしれない)ので欲をかきすぎないようにしましょう.
特に,描き終えた達成感のままこの工程を行なってしまうと注意散漫になりがちなので,4の工程を終えたら一眠りすることをおすすめします.
図3は最終的な下書きです.こんな時期(6月)までかかったのはこの下書きに3ヶ月位労していたためです.
(決して夢特性グライオンを育成できた喜びのままPWTとバトルサブウェイを周回しまくっていたからではありません.)
しかし,その労に見合って解釈一致のかわいいグライオンを描けたので今回は満足です.
次回はアギルダーとかを描いてみたいですね.
追記
私は小学校の時にBW2を買ってもらえなかったので大学1年の春休みに初プレイすることになったのですが,PDWもGTSもサービス終了しているのでめんえきグライガーの♀を隠し穴から入手しなければなりませんでした…
この言葉の意味をガチ勢でない方向けに解説すると,隠し穴からは隠れ特性とよばれる通常と異なる特性のポケモンが出現します.その隠し穴の抽選は256歩ごとに5%,そのうち夢特性のポケモンが出てくるのは20%,グライガーが出現するのは23ばんどうろの隠し穴のみで,出現するポケモンの中から5%(最低確率)で抽選されます.なおかつ,対戦用の高個体値のグライガーを厳選するにはタマゴを100個ほど孵化する必要があり,夢特性の遺伝は♀のみが可能なので,隠し穴で入手するのは♀でなければありません.隠し穴からは♂が70%,♀が30%で出現するので,256歩あたり隠し穴から♀のグライガーが出現するのは約0.015%になります.ちなみに5世代における通常の色違いのエンカウント確率は1/8192≒0.012%です.つまり色違いを探すのと同じような確率なわけですね.
これを超えるのに30時間ほどかかりました.愛着が湧かないほうが人としておかしいというもの.ポケモンマスターの気持ちが少しわかりました.
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