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【実験器具の作図】パワーポイントを用いた図の描き方

更新日:2022年4月5日

こんにちは.パワーポイント芸人のおnと申します.


私が過去に作ったもの↓


今回は,みなさんが一度くらいは触ったことがあるであろう,パワーポイントを用いた図の描き方を紹介したいと思います.


何を言ってるんだ,パワーポイントってお前,,,

プレゼン作るためのツールじゃないか!図なんて作るツールじゃない!


そんなツッコミは要りません.パワーポイントは歴としたイラストツールです.


(↓だれでも1ヶ月くらいでこれくらいならささっと描けるようになります.さぁ頑張りましょう.)



AdobeIllustratorやAffinityDesignerには勝てませんが(あれはちゃんとしたイラストツールだから),物理学実験のレポートに使うレベルの図なら


簡単に綺麗に書けます.


早速パワポで図を描く方法について3つのステップに分けて説明しようと思います.


1,正確な図形の描き方

2,”頂点の編集”を用いた図の描き方

3,立体に見えるように工夫する


1,正確な図形の描き方


まずは一番重要である(多用する)shiftを用いた正確な図形の書き方について紹介しようと思います.


パワーポイントでは主に,図形ツールを用いて図を書いていきます.->


実験器具を描く上で,正確な丸や四角を描くことは必要不可欠です.


その時に使うのが,"shift"キーです.


こいつを使うと,正確な図形(厳密に言うと,縦横比を維持したまま大きさを拡大,縮小できます)を描くことができます.




正確な図形が描けるだけで,かなり楽になります.


2,”頂点の編集”を用いた図の描き方


次に頂点の編集です.先ほど描いた四角や丸などの図形を右クリックして”頂点の編集”を押してみましょう.


頂点の編集を選択したら黒い点が出ると思いますので,そいつをクリックしてみます.


そうすると接線方向に2つの白い四角が現れると思います.


こいつをいい感じに動かすと,曲線が綺麗に書けます.


この,”頂点の編集”は癖が強く,なかなか慣れるのに時間がかかります.


感覚的にいじれるようになるまで,適当に引っ張ったりして遊んでみましょう!


パワーポイントでは曲線を書くのがとても苦手なので,こいつを習得するとかなりレベルが上がります.


この頂点の編集はベジェ曲線なんて言われています.興味がある方,苦手な方は「ベジェ曲線」でググってみてください!


ライバルに曲線ツールで差をつけろ!!


3,立体に見えるように工夫する


最後に,立体に見えるよう工夫しましょう.実際に描く図は読み手に位置関係をはっきりと伝えるために,立体に見えるように描きます.


ただ,立体に見えるようにするなら,3Dcadやblender(実際に3次元上に描く図形ツール)を動かした方が早くない?って思うじゃないですか?(思ってなかったら申し訳ないです.)


そんなことは絶対にあり得ないです.動かし慣れている方がいるならば,そちらでやってもらって結構ですが,普通はそっちの方が手間がかかります.


今回描く図では立体に見えるように工夫すればいいだけなので,うまく誤魔化します.


例えば,以下のような立体的な箱を描きたいと思った時,どのように書けばいいのか?


分解してみると,こいつは8個の四角形で構成されています.



また,”オブジェクトの並び替え”(これはmacにしかないと聞いたので,windowsユーザーは各自調べてほしい)を適用するとこんな感じです.


以上のことから,立体に見えるようにするためには,並び替えが重要であることが言えます.



 

上記に記した3ステップを通じて実際に図形を描いてみてほしいです.

つまずいたことがあれば気軽にDiscordでdmしてください.なるべく返すつもりです.











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